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覆面作家企画5 Fブロック感想

ツイッターで呟いたFブロックの感想です。ネタバレは極力避けています。
【F01/狭間】
タラジャンのミルク、私も好きです。目覚めた花菜の反応が気になりますね。夢の中で訪れる狭間の世界、というところで漫画の「踊り場ホテル」を思い出してしまいました。

【F02/覆面朗読会を始めましょう】
やや古いアメリカのような雰囲気が素敵。番号が呼ばれた場面の張りつめた空気感に息を呑みます。友の幸運を奪ったドロシーも子供だけれど、私ならできたのにというイザベラの思いもまた頑なな子供らしさですね。手紙を出した友の勇気を讃えたい。

【F03/モノクロメトロ】
ひいいヤンデレとヤンデレとヤンデレ!こわいこわい。ある意味ピュアすぎる愛情のなれの果てのようにも思えます。過去と現在を往復するモノローグと思っていたのですが、実は今カノちゃんもモノローグに加わっていたということなんでしょうか。

【F04/ハートブレイク・ランニング】
交互に出てくる今と過去が「走る」という行為でなめらかにつながっていて、主人公と並走しているような気分で一息に読めました。走ることへの気持ちの変化、さらりと書かれていたけど深みを感じます。先輩との結末はありがちなだけにリアルだなあ。最後に出てくる友人二人がいいキャラなのでもっと出番作ってほしかったかも。

【F05/いろはつき】
晃くん悪いオトコすぎる……!教育委員会に投書してやりたい先生ですね(笑)でも女の子はすぐ大人になってしまうのだ。これから亜希ちゃんの反撃が始まるのでしょう。オバチャンとしては別の男を見つけなさいと言ってやりたいですが…

【F06/太陽と月の王国】
賢明さを奪われたことが巡り巡って若者の力になったというのは、竜にとっては皮肉な話ですね。ギリシア神話の英雄譚を読むような安定感がありました。これをテキストに授業ができそう。本筋からずれますが、王妃様が奪われるのが美しさであるところに悲しさを感じてしまいます。

【F07/許し】
主人公は自分でも何度も言ってるけどほんとうに馬鹿だし愚かだよ!あんたがそこで死んだら更に多くの人を傷つけるだけじゃんよ!と思いつつ、一人で雪山に赴かずにいられない主人公の気持ちも理解できてしまう。うう、重たいテーマだなあ。似たようなことが自分の身に降りかかった時にどうふるまえるのかと考えさせられます。

【F08/愛情木端微塵斬り、同情十把一絡げ】
このつらつらつらつらと並べる独特の語り口に惹きこまれてしまいました。この繰り返しの生む迫力といったら!もうこの話にはこの語り口しかないと確信できます。すごいなこれ、作者さんめちゃくちゃ巧い人だと思います。ジャギは「こんなもの」と言ったけれどミロイにとっては人生をかけるに値する一言だったのだなぁ。

【F09/絶筆「明赫」~建館の由来】
真っ赤な絵がぱっと視界に飛び込んでくる描写がすごく印象的です。赤い絵を描き続けずにいられなかった、そしてその赤い絵すら取り上げられてしまったフェス様の孤独が悲しい。でも彼にとっては赤い絵、彼の心を知ってくれている少女との思い出、その存在が救いであり支であったのでしょうね。悲しいけれども最後にそっと微笑める話でした。

【F10/俺 in QQ 24時】
すごく考えさせられるテーマ。自分にも子供いるからVIP氏の血を吐くような叫びを読むだけで涙が出そうになります。子供抱えて夜間救急に駆け込んだ記憶とか、テレビで見た何十時間も連続勤務してる疲れ切った小児科医のドキュメンタリーとかいろいろ頭をよぎって。主人公のポジティブな変化がすごくうれしい。本当にあってほしい話。

【F11/『四本の筆』】
絵は最初の出会いを描いたものだったのでしょうか。「彼女」と「私」の緊張感あるやりとりにどきどき。傷つき傷つけられながらも未来の約束をして別れられるのは若さゆえのつよさかな。自分を磨いて再会した二人はきっとたくましく道を切り開いていったのでしょうね。

【F12/白蛾降る】
哀しい、哀しい、哀しい女のお話。なんかもう悲しいよという感想しか出てきません。美しいものと語られがちな雪を白い蛾にたとえる描写に背筋がひやりとします。かつて歌った合唱曲「雪の日に」(組曲『心の四季』より)を連想。
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感想ありがとうございました。

こんにちは。
覆面作家企画5でF11を書かせていただきました藤原湾です。
 拙作に感想&推理頂き、ありがとうございました。
 絵はおっしゃるとおり、出会いを描いたものです。確かに若いからこそできる約束かもしれませんね。
 またご縁がありましたら、よろしくお願いします。
 それでは短文ですが、失礼します。

Re: 感想ありがとうございました。

こんにちは、コメントありがとうございます。
短い感想とあてずっぽうの外しまくり推理でお恥ずかしい限りです。
お話、楽しませていただきました。成長した二人、とても素敵な女性になったのだろうなぁと想像します。
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Author:文月夕
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